武漢で謎の肺炎がアウトブレイクしていると、最初にSNSで警笛を鳴らした武漢で眼科医をしていた李医師が亡くなったのは2020年2月7日。このニュースを聞いた時の衝撃は忘れられない。まるで感染症のサスペンス映画を見ているかのような感覚で、大きな津波が襲ってくる恐怖を感じた。
そんなパニックの中、3月末の帰国に向け準備をしていた3月上旬、香港でペットの犬にコロナ感染が初めて確認されたというニュースを見たときは本当に焦った。当時はまだまだこの感染症のことがわからなかったし、しかも独り身で海外在住という自分の弱い立場を思い知り早く帰国しなければという思いだけだった。
あれから一年半、こんなにコロナが長引くとは誰も想像していなかったと思うけど、少なくともコロナがどういうウィルスなのか分かってきて、対策も具体的になっている。ワクチンのお蔭かどうかは不明だけど、日々の感染者も少なくなり今日の東京都の感染者数は今年初めての少なさらしい。
ペットへの感染・ペットからの感染
現時点では、ヒトからペットへ感染した事例は報告されているが、ヒトからペットに感染した事例はなくCDCもその確率は低いと発表している。ペットの代表格は犬と猫だけど、飼い主がコロナに感染していた場合、猫の6割、犬は4割の確率で感染してしまうらしい。猫は特に他の動物と比べコロナに対する感受性が強いそう。
感染した猫や犬は無症状が殆どなので気付きにくい。陽性だったペットのうち症状を示していたのは猫が27%、犬が20%に留まる。症状としては、猫は鼻水と呼吸困難、犬は体力の低下と食欲不振が最も多かった。猫が重篤化するケースがあったのに対し、犬は全てのケースで中等症までで治癒も早かった(ニューズウィークより)。
一緒に生活していれば殆どの確率でペットに感染してしまう。私は一人暮らしなのだけど、自分がコロナになったらどうすればいいんだろう。
療養中の猫様のお世話
まずはご自分の住んでいる市町村のホームページをチェックしよう
ペットを預ける場合の準備や注意するべきポイントが書かれているはず。また、各地域の動物愛護センターも一時預かりをしてくれる地域もあるのでチェックしてみて。緊急事態の際は、ペットの負担も考え自宅からなるべく近くで済ませたいもの。いつ自分が感染してもおかしくない病気、防災対策と同様に日頃から近場の情報を収集するようにしよう。
無料で預かってくれるアニコム
いわゆるペット保険でお馴染みのアニコムホールディングスが #StayAnicom プロジェクトと題し、無償で預かってくれます。ただし2021年3月からはアニコム損保の契約者のみとなりました。ペット保険に興味のある人、これを期に検討して見ては?(はい、私です!笑)
老犬ホームで対応してくれる
コロナ陽性になってしまうと色々と制限がかかり、ペットの預かりも断わられることが多い中、条件はつくとはいえ老犬ホームで対応してくれる施設があるみたい。ありがたや。
緊急事態が解除されたとはいえ、第6波は必ず来ると言われている。まずは自分がかからないようにマスクに手洗いを徹底していきましょう!
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