猫様と一緒に日本に帰る (9) バリ島脱出からジャカルタへ

猫様日本へ持込み

ニャンコ達がバリ島を旅立ったのは2020年3月28日の朝9時。それさえも既にラッキーでした。と言うのは、実はその3日前、つまり25日はバリ島のお正月でその前後はお店なども休み、当日は家の外に出るのは禁止されるという特別の日。ずっと家にこもり電気もつけてはいけなくて、次の日やっと外に出れると思いきやいきなりのロックダウンで道路があちこち封鎖となりました。

アグスさんが迎えに来れなかったらどうしよう、と思っていたところ更なる事件が。次の日、27日にジャワ島のムラピ山が噴火し噴煙が5000m上空まで到達する事態となりました。

アグスさんはジャワ島から車で来るはず。ただでさえ得体の知れないコロナが流行りだし道路が封鎖され始めた上に噴火で更に道路封鎖にならないか、心配で心配で仕方ありませんでした。

結局28日はアグスさんが無事来てくれてニャンコ達を預けることができましたが、その後も心配で仕方ありませんでした。でも夜23時頃アグスさんから連絡が来て、ジャワに着いたと報告がありました。最初の関門バリ島を出られたんです。本当によかった。

コロナの状況が日に日に悪くなっていき、なんと二日後の30日にフェリーが規制されました。フェリーが閉鎖。当初の予定では31日だったので本当に前倒しにして良かった。アグスさんが教えてくれたお陰でした。もしニャンコ達がバリ島を出発できなかったらどうなっていたでしょう。全ての計画が水の泡。もしかすると今でもバリ島にいたかも知れません。

1日早くジャカルタに着いたのでアグスさん宅で一泊預かってくれていた時のニャンコ達。

本人出島

さてフェリーが規制された次の日、31日はついに私がバリ島を出発する番です。結局荷物は大きいスーツケースと機内持ち込み用のキャリーだけ。物凄い量の私の物はバイクも含め、片付ける暇もなくそのまま置いていきました。

朝9時半のバティックエアーを予約していましたが、13時に変更。更にその後14時半に変更されようやく出発し、ジャカルタのアスコットホテルでアグスさんと再会。無事ニャンコ達を引き取り今日から5泊し出国前検査を経て4月5日に出国となります。本当は最短で2泊でいいのだけど、バリを出るのを急遽3日早めてしまい帰国便の変更はしなかったため結果5泊する事になりました。アスコットホテルはペットフレンドリーのホテル。少しでも一緒にいられるようホテルを選定しました。

生まれて初めての絨毯に興奮。気持ちいいんだね。

この時猫達の写真をFacebookにポストしたら友人からアスコットにいるの?とメッセージがきて、どうしてわかったの?と聞いたら絨毯の柄でわかったと。そんな特別な絨毯なのかと思ったら、昔このホテルの支配人やってたんだって。彼女にそんな経歴があったとは知りませんでした!

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