猫様と一緒に日本に帰る (4)二回目の狂犬病注射と採血

猫様日本へ持込み

二回目の狂犬病注射

二回目の注射は一回目から少なくとも30日以上あけなければいけません。私の場合、一回目の注射は2019年4月19日でしたので注射を打った日を0日として30日、つまり2019年5月19日以降が二回目の注射となります。

先生とスケジュール調整をして5月22日に来ていただく事にしました。

農林水産省のホームページにある手引書を見ると、二回目の注射と血液採取日は同日でいいと書かれていたのでそのようにお願いしたら、抗体価が上がるまで一週間から十日くらいあけた方がいいと言われアドバイスに従うことにしました。なのでその日はワクチンだけで帰って行きました。

血清採取

血液と血清。紛らわしいですよね。
抗体検査に必要なのは血液の中に含まれている血清です。
まずは血液採取をし、それを遠心分離機のような機械にかけ血清だけを取り出します。血清は透明な色をしています。

血液採取で想像していたのが、いつものように家に来てもらい腕か腿あたりからサクッと血を取ってもらえるのかと思っていたのですが甘かった。なんと首から取るとの事。しかも血清を取れるくらい多めに、しかもゆっくり取る事もあり暴れたら危険なため麻酔で眠らせその間に取るようなのです。

と言うわけで当然家でなんかできず病院まで二匹を連れて行くことになりました。

アポイントを取ったのは10日後の6月2日。その時に初めて彼女の立ち上げたばかりの病院に行ったのですが、小さいところで大丈夫かと心配になったがもう引き返せません。祈る思いで二匹を預け麻酔が切れる1時間半後に迎えに行きました。

病院につくとすぐ入り口のベンチの下にキャリーケースが置かれていて二匹とも起きて大人しくしていました。
よく見るとベスパー(ハチワレ)の首の毛が剃られ針を刺したような跡があり、ボンド(黒)は鼻にテープを剥がした跡のようなモノがついていました。

どんな様子で血を取られたのか想像するだけで恐ろしい。見なくてよかったと思いました。

無事、必要量(1ml)の透明な血清を手に入れました。血清は基本的に冷やしておかなければならず先生は氷の入ったジップロックを一緒にくれました。ボロボロだったけど気遣いに感謝。

よく頑張ったね、二匹とも!

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