猫様と一緒に日本に帰る (12) 最終目的地到着

猫様日本へ持込み

ニャンコ達と離れ、PCR検査の結果が出るまでの2泊東横インで待機となりました。何軒かホテルを借り上げていたようですが、たまたま事前予約していた東横インに割り振られラッキーでした。
ホテルまでのバスに乗った時に、事の重大さを感じました。係の人は防護服、シートもビニールでカバーされ、怖かったです。

成田の東横インは本館と新館が隣り合っており、待機したのは本館でした。結果が出るまでは一歩も部屋から出られず、三食は提供してくれますがドアノブに引っ掛けてくれるのを館内アナウンスのお知らせで受け取り、食べ終わった後もドアの外に出しておく。二日目の朝、電話がかかってきてネガティブだったことを伝えられ、この後の行動を聞かれたので、東横インでの自主隔離を伝えて、お隣の新館に移動しました。

2週間の間、どこにも行けず唯一ホテルに併設されているローソンにご飯を買いに行くだけ。助かったのは東横インは朝を無料で出してくれ他ので、毎日同じメニューでしたが本当に助かりました。

毎日ホテルの部屋に缶詰になって暗い生活を送っていた中、お世話になっているペットホテルさんが二匹の写真を送ってくださいました。早く会いたいー!自粛期間を終えるのを楽しみにしていました。

最終目的地へ

2週間の隔離を終え、ペットタクシーさんに迎えに来てもらいペットホテルへ二匹をお迎えに行き、そのまま羽田空港に向かいました。最終目的地へは飛行機を使うのですが、成田からは全てキャンセルされていて羽田に移動しなければならず、成田から羽田まで35,000円ほどだったと思います。

国内移動もANAを使いましたが、国際線ではオッケーだったフードやお水のお皿を使えずカウンターで慌てて片付ける事となりました。キャリーに設置する給水ボトルは持っていなかったのですがANAが簡易的なものを提供してくれ他ので自販機で水を買い無事設置できました。

目的地に着陸しニャンコ達を引き取りに言ったらベスちゃん(ハチワレ)がブルブル震えていて、寒かったのか怖かったのか、尋常じゃない震え方をしていました。その後空港のレンタカー屋さんに行きついに、目的地の賃貸物件へ入居しました。

バリ島から新規の賃貸物件まで、一人でこなしました。ものすごく不安だったけど、どうにか夢にまで見た新居までたどり着くことができました。2020年3月28日にバリ島を出て、4月24日目的地着。1ヶ月弱の旅となってしまいました。

改めて振り返っても、全ては出だしだったなあと思います。予定通りに行動していたら今こうして一緒にいられませんでしたし、それどころか二度とニャンコを連れ出すことはできなくて、今頃まだ私もバリ島にいたかもしれません。
今のこの安心してゴロゴロと喉を鳴らして心底リラックスしている二匹と一緒にいる時、一番幸せを感じます。
どうか少しでも長生きしてね。おしまい。

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