大切な猫様の日本への持込みを管轄するのは農林水産省の動物検疫所です。
指定地域と指定地域以外で準備にかかる期間が違います。
指定地域はアイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアムの6箇所の地域だけです。
それ以外は指定地域以外になりますので、状況ホームページからそちらを参照してください。
指定地域は狂犬病の発生が無いと認められている地域で、申請後最短40日で日本に帰国できます。
それ以外の国・地域から帰国の場合は待機期間が180日必要ですのでその前のワクチンなどで最短で6ヶ月半かかります。長丁場となりますので少しでも帰国の可能性がある方は早めに準備されることをお勧めします。
ちなみに待機期間の180日間は狂犬病の潜伏期間とされています。
もし準備を初めてしまってから帰国の予定がなくなった・延びてしまった場合でも、狂犬病抗体検査のための採血日から2年間は抗体検査の有効期限なので、それ以内であれば抗体検査は不要です。
ただ、狂犬病のワクチンの有効期限は殆どの場合1年なので期限内での注射を忘れずに。
帰国日が採血日から2年以上後になった場合は、残念ながらもう一度抗体検査のやり直しとなります。
私の場合は先の事は分かりませんでしたが、何かあった時にすぐに帰れるよう準備を始める事にしました。最長でも2年以内には帰国するだろうなあ、という漠然な思いだけでした。
2019年4月19日にマイクロチップと最初の狂犬病のワクチンを打ち、入国したのが2020年4月9日だったのでおよそ1年でした。
まさかコロナが大流行するとは思わなかったので昨年早めに準備を始めてよかったと思っています。
つづく。
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